"Summer Of Fan presents 王舟 "Wang" release one man" @ブラジルコーヒー
王舟 (w/ 岸田佳也(Dr.), 潮田雄一(Banj./Mand.), 池上加奈恵(b.), 高橋三太(Tp.))
"EttとNRQ" @ブラジルコーヒー
Ett / NRQ
2013年ベストアルバム
Happle / ドラマは続く (MINE’S RECORDS)
一番聴いたのはこれ。いなかやろうの活動休止から3年、メンバーも1人減って3人組となったHappleの1stフルアルバム。いなかやろう時代よりも音数が削られてよりシンプルに、そしてより大人っぽくなった良質ポップス。9月のレコ初ワンマン(前座は1夜限りの復活いなかやろう!)もすばらしかった。次はラップ曲もぜひ音源化してほしいところ。
白い汽笛 / 私たちの街 (こんがりおんがく)
これもよく聴いた。大阪のこんがりおんがく(neco眠る森さんなどがやっているレーベル)発の3人組。東京の七針界隈(mmm, oono yuuki, 王舟等)とも縁が深いようです。音源だと最高にゆるいけど、「レゲエ」あたりはライブで見るとパワフルに盛り上がってた。うたものもいいけど、時折出てくるインスト曲がすごくいい。
大森靖子 / 魔法が使えないなら死にたい (PINK RECORDS)
大森靖子 / 絶対少女 (PINK RECORDS)
豊田道倫直系の赤裸々系SSWというポジションだったのが、もともとのハロプロファンぶりと昨今のアイドルブームがあさっての方向に作用して、Tokyo Idle Festivalに出たりして大活躍の大森さん。アルバムも2枚ともよく聴いた。ジャケが表すとおり、「魔法〜」は暗め、「絶対少女」は明るくてポップ。音源だとバックは打ち込みだったりバンドだったりするけど、ライブでギター一本でやってるときが一番引き込まれる。
my bloody valentine / m b v (mbv Records)
来日ツアーを前に突如発表された、まさかのマイブラの22年ぶりの新譜。音が悪いとか新鮮味がないとかいろいろ言われてたけども、やっぱりほんもののマイブラがちゃんと新しい音源を世に出したというのはすごいことだったと思う。
正直2013年リリースの音源でちゃんと聴いたのって20枚もいかないので、ベストディスクとかいうのも図々しいけども恒例行事なのでいちおう選びました。2013年は子供が生まれたので、CDもあんまり買わなかったし、ライブ行く回数もだいぶ減った年でした。
音楽関係で印象に残った出来事で言うと、昔から知ってるSatanicpornocultshopとか佐伯誠之助とかMachinedrumあたりがJuke/Footworkシーンで話題になったりしてるのを見て、「音楽を長いこと追ってると予想もつかないことが起こって面白いな〜」と思いました。Planet-muがJukeの代表的レーベルになってたりとかして、ダンスミュージックは流行り廃りが激しいなーと改めて実感。
bloodthirsty butchersのこと
http://natalie.mu/music/news/91684
僕がブッチャーズを初めて聴いたのは、NHK-FMのミュージックスクエアでした。rockin' onの山崎洋一郎(追悼コメント出てますね)がゲストで、今年注目のバンドを紹介するという特集をやっていた回だったと思う。Sankakuが出た頃だと思うので、たぶん1999年。もう14年も前か!
ほかは割と売れ線のバンドを紹介する中、最後の方にbloodthirsty butchersの"ファウスト"とCOALTAR OF THE DEEPERSの"Submerge"をかけていました。特に新人でもないこの2つだけは妙に浮いていて、山崎さんの趣味でかけたのかなあという感じでした。これ以外は何がかかったか忘れたけど、この2組だけは鮮明に覚えている。当時高校生の僕は未知のバンドとの出会いにわくわくして、その後も録音したMDを繰り返し聴いていました。その後NUMBER GIRLやeastern youthつながりで知名度がぐんぐん上がって行ったけど、このラジオでブッチャーズやディーパーズを知った人も多いんじゃないかなあ。
関東に引っ越した後、秋葉原クラブグッドマンで2回ほどライブを見ました(どちらもPANICSMILEが対バンだった)が、とにかく音量がでかかったということをよく覚えています。
そんなわけで、"ファウスト"は僕にとって思い出の曲であり、今でもブッチャーズで一番好きな曲です。
"私たちの街の歌 東京" @キチム
mmm / 王舟 / 白い汽笛 (w/ 森雄大, mmm, oono yuuki)